車検に通らないマフラーの装着は違法です。摘発された場合は、バイクの所有者だけでなく装着の作業をした業者も処罰されます。
もちろん例外もあります。それはJMCAの規格をクリヤーした、車種に適合したマフラーです。しかし、JMCAのマフラーだからといって必ず車検に通るわけではありません。
JMCAのマフラーで車検に通るには条件があります。
①バイクの年式にそのマフラーが適合していること
ここのモリワキのページで詳しく紹介してます。
②触媒付きJMCAマフラーの付いたバイクの場合、車検時は「排ガス試験成績表」を提示すること
③装着したJMCAマフラーが新品時の消音(および排気ガス浄化)性能を維持していること(へたってないこと)
JMCAのホームページを見ると、盛んにマフラー交換を促すような記載がありますが、正直、マフラーを替えても性能がよくなるわけではありません。エンジン、燃料供給装置、マフラーとトータルで計算しつくされたメーカー製エキゾーストを超えることなどできないのです。
社外マフラーは、音と低回転域でのピックアップが若干よくなるので、調子が良くなったように錯覚してしまうのでであって、トータルでの性能はむしろ下がってしまうものがほとんどです。
中にはチューニングとセットアップを前提としたレーシングエキゾーストなどもありますが、それこそ超専門的な知識と、ありあまる根気と、あふれる財力がないとモノにならないのは言うまでも無いでしょう。