柄が付いてるものを全てドライバーというなら、相当な数になると思いますが、今回は通常のドライバーの亜種の話。
まずは、スタビドライバー。スタビと言ったり、スタッピと言ったり?正解はわかりません。極端に柄が短いドライバーのことを言います。先端のサイズは、プラスもマイナスもほとんどが2番。差し替えのものもあります。通常のドライバーの柄の長さが邪魔して作業できない時の工具です。
お次はインパクトドライバー!ものすごく締まったネジやボルトを緩めるのに使います。かなり締まった物も緩めることができるのですが、成功確率は5割くらいです。半分はネジの頭が崩れてしまったり、途中で折れたりしてしまいます。我々プロが使ってその勝率なので、工具に不慣れな方が使えば更に勝率が下がり、良くない結果になることも多いと思います。ちなみに締める時には使ってはいけません。
そして最後はポジドライバー。プラスネジの亜種であるポジドライブを外すための工具です。通常のプラスネジよりカムアウトしづらいらしいです。ヨーロッパ製の製品にたまに見かけるネジですが、私の仕事ではほとんど使いません。この工具は、たまたま買ったドライバーセットの中に入っていたものです。