“Teaser and the Firecat” CAT STEVENS

ジャケットはボロボロ、盤面ホコリと傷だらけ… 私のツボにハマるレコードのいつものパターンだが、今回はどうかな?「♪♫…」やっぱりか… またもやドストライクであった!気がつくと、何とか音質を上げようと何度もクリーニングしている。しかしホコリはともかく、傷はどうしようもなく、ノイズがひどい… 状態の良い別のレコードを手に入れるしかないようだ。

キャットスティーブンスはイギリスのアーティストである。1966年から1977年までミュージシャンとして活動し、77年にイスラム教に改宗し、ユスフ・イスラムと名乗り、慈善活動などに専念すると同時に音楽活動からは離れている。その後、2006年に音楽業界に復帰したという不思議な経歴を持つ。

彼の奏でる音楽は、古き良きポピュラーミュージックのお手本のような音作りがされている。かといって、一辺倒ではなく、「聞かせる」音楽だ。B面4曲目の「MOON SHADOW」などは聞いたことがある方も多いのではないのだろうか?映画の挿入歌に使われているのを、何度か耳にしたことがある。アルバム全体を包む何とも言えない雰囲気が、とても私好みだ。さて、残りの作品も集めるぞ!


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