洋楽をあまり知らない人でも、この人のことは誰でも知ってそうなアーティスト、ビリージョエル。彼の事実上のデビューアルバムとも言えるのが、この「ピアノマン」である。私がビリージョエルを知ったのは、その数年後の「グラスハウス」が発表された時だった。その後に、コーヒーのCMだったか、「ストレンジャー」に収録されている「オネスティー」がビリージョエルの曲であることを知り、さらに遡って「ピアノマン」を聴き、たて続きに衝撃を受けたのを覚えている。
それほどまでに、若くして才能に溢れた、ビリージョエルというアーティストは、当時の音楽業界と私を、震撼させたのである。ピアノマンを発表したときの彼は、確か23歳、一体何を経験してきたら、あのような奥行きのあるアルバムが作れるのだろうか?そして、彼の歌声もまたいい!ピアノを弾き語るために用意されたかのような、歌声なのだ。
現在66歳であるが、いまだに、時おり話題に上るビリージョエル。先日、うん回目の結婚もされたそうだ。まだまだ一線で頑張って欲しいアーティストの一人である。彼のライブであれば、まだ行く機会がありそうだ。
キカイとごはんと猫が好き。