LPレコードを聴くときの楽しみの一つが、ライナーノートだ。これは国内版のみの特典ではあるが、CDだと見ないものがLPだと見るのだ。理由は、「レコード出すとき一緒に出てきちゃうから」だと思う(笑)。
不思議なもので、音だけ聞くと「なんじゃこりゃ?」って音楽も、ライナーを読むと「なるほどねー」って事もある。今日聞いたこのLP。実は聞いたこともないアーティストのジュリアンコープ。ライナーを読むと、メッセージ色の濃い内容のサイケ系のアーティストとある。シドバレットをリスペクトかあ…ふむふむ。さて、音はどうかな?アンプを入れ替えたシステムで再生する。
うわあ!すげー歌が下手!ともかくここに尽きる。音痴ではないけど、良くある素人バンドの「君は歌わないほうがいいじゃろ」の人だ。英語が堪能で歌詞が聞きながら頭に入ってくる人なら別かもしれないけど、私にとってはNGだなー。歌がうまいのは私が聴く音楽の最低条件だからね。歌以外はけっこういいですよ。そこそこキャッチーな曲も入ってて、アルバム自体の音も悪くないしね。
あまりネット上にも情報のないアーティストですが、コアなファンはいるみたい。歌の件は本人も知ってか知らずか、今は物書きの仕事が多いみたいですね。日本のロック史の本なんかもあるみたいですね。ま、ネタってことで。
キカイとごはんと猫が好き。