通常、時計の電池と言うと、こういうボタン電池ですよね。だいたい数百円で買えて2~5年の寿命でしょうか? それが安いか高いとかは置いといて、ソーラー時計の電池ってどうなってんだろうか?以前から疑問でした。今回電池交換したのは、友人に頼まれた古いG-SHOCK。まだWAVE CEPTORと表記されていた頃の初期の電波ソーラーモデルです。ベルトを外し、裏蓋をプラスねじ4本で開けて、電池を取り出す。まあ、何ということはなく、普通に充放電できるボタン電池が入ってるだけなんですね。
新しい電池を入れて、ACとマイナスを2秒間ショートさせ初期化。裏蓋まわりを掃除して、Oリングにはシリコングリスを塗布して再使用。Oリングはあまり潰れてなかったので、日常使用くらいなら問題ないでしょう。あとは1日放置すれば、時間も日にちも勝手に合います。ちなみに、このボタン電池が2次電池、文字盤のなかのソーラーセルを1次電池と言うみたいです。
旧世代のソーラー時計はキャパシタ(コンデンサ)を内蔵してるものもありますが、常におてんとうさまに当てておかないと、すぐに気絶してしまいます。この手の時計は開けたことがないので、わかりませんが、おそらくコンデンサの寿命が時計の寿命でしょう。日に当てても起動しなくなったら、司法解剖をしようと思ってます。
キカイとごはんと猫が好き。