ジャズ界の巨匠、ハービーハンコックが1983年に発表したアルバムである。ジャンルとしてはフュージョンになりますね。私はジャズは解さないので、このアーティストは聞いてこなかったのですが、ジャズファンから賛否両論あったこのLPだけは大好きですね。わかりやすいですから。
このアルバム、特筆すべきはその音です。一発目のRock Itからして、すさまじい音圧です。針を落としてすぐボリュームを上げると、飛びあがるほどの塊の音がスピーカーからほとばしる!83年当時としても、これほどのレベルで録音されたものは少ないと思います。当時もオーディオ装置の試聴盤として使われているのを、何度も目にしたものです。
デジタルとアナログの狭間で生まれたこのアルバムも良いのですが、ハービーハンコックの本職の方のアルバムも理解できるような、大人になりたいと思っております。
キカイとごはんと猫が好き。