オイル添加剤 SOD-1plus

さて、私にしては珍しく、オイル添加剤のお話です。あ、車とかのです。

仕事柄、さまざまなオイルや添加物を扱うことが多いのですが、効果が体感できるものはかなり稀です。この添加剤は、スズキの軽自動車のCVTミッション(ATからCVTに変わった初期のミッション)に発生する変速ショックに効果あり、との情報を得たので試してみることに。使ったのは、SOD-1plusという添加剤。エンジンオイルにも、ATにもCVTにも使えるという優れもの。

この添加剤は、添加割合が使い道によって異なっており、CVTやATに添加する場合は、オイル総量の7%とのこと。まずは、入っているオイルを抜く。パレットSVのCVTのオイルドレンは、なぜか少し上のほうについている。このままではたいした量は抜けないので、リヤをジャッキアップしてオイルパンを前に傾けてから,ドレンを抜く。こうすると、約2Lのオイルが抜ける。総量の約3分の1だが、ほとんどのCVTやATはこのくらいしか抜けない。新しいオイルを入れて少し走行し、またオイルを抜く。そのあと、オイル総量6Lの7%の420mlを新しいオイルに混ぜて入れていく。

結論から言うと、効果あり。減速してから再加速するときのドン付きが軽減された。というか、ほとんど感じなくなった。遅効性の添加剤らしいのだが、いきなり体感できたのには驚いた。他にも、加速時のジャダーのような症状も改善されているようだ。どういう理屈なのか不明ではあるが、車種固有の不愉快な症状が緩和されるのはありがたいものだ。オーナーにお渡しし、長期的に確認してもらおうと思う。

 

ありがとう!Valentino Rossi!

Valentino Rossi(ヴァレンティ―ノ・ロッシ)というレーサーがいる。モーターサイクルレースの最高峰であるMotoGPに長年参戦してきたイタリア人レーサーだ。戦歴に関しては割愛するが、文句なくMotoGP史上最高のライダーと言える。そのロッシが、2021年シーズンをもって引退した。 Continue reading

BMWは雨に濡れない…

長くバイクに乗っていれば、一度は聞いたことがあるフレーズだろう。まあ、それは大げさではなく、「走っていれば、ほとんど濡れない。」が正解。もちろん、そこそこ大型のカウルが付いたモデルに限るが、小さいカウルが付いたモデルでも意外に濡れないのがBMWだ。 Continue reading

GSXR750 J の帰還

3年ほど前に、お客様に熱望されて放出したGSXR750(88年式J型)が私のもとに帰ってきた。個人所有の車両で、しかもたっぷり古いので、あまり売りたくはなかったが、ごく親しいそのお客様がどうしても欲しいということで、やむなく放出したのだった。そのお客様には、もし手放すのなら他には売らないでほしいと伝えてあったので、今回の出戻りとなった。 Continue reading

バイクに時計を付けてみた

別段記事にするほどのことではないとも思うが、成り行き上、書いておかねばばなるまい。まずは、ビラーゴ400に付けた時計。カシオの温度計付き、デジアナモデル。

vir011付ける場所はハンドルしかないので、緩衝材を挟んでから、NATOベルトを巻いた。意外に見やすいが、温度が常時表示されてるので、体感温度とあいまって、寒さ倍増! Continue reading

バイクに時計?

kai002最近のバイクには、当たり前のように時計が付いてる。メーターのどこかにあったり、液晶表示を切り替えたり、まあ、普通は付いてる。

お客様のバイクを見ると、時計が付いていない古いバイクには、腕時計が取り付けられているものが多い。あまり気にもしてなかったのですが。 Continue reading

ビラーゴ400再起動&札所巡礼2周目スタート

xv400003古い友人から譲り受けた、ビラーゴ400、27歳。 先月車検を取得し、運用を開始していたのですが、細かい不具合が頻発し、近場をうろうろするばかり。 Continue reading

ビラーゴ400が仲間に加わった

写真 2015-08-20 16 37 11昭和63年登録のビラーゴ400、今年で27歳のバイクである。イーハトーブ(38歳)に比べれば、まだヒヨッ子だが、バイクとしては高齢者。シート下のタンクにより、航続距離が短く不評だった2NTの初期型だが、今となると独特のスタイルがイカスのだ! Continue reading

イーハトーブ 点火時期調整

チェーンとスプロケットを交換して、ご機嫌になったイーハトーブはCDI点火。シリンダーヘッドの左側にユニットが入っている。

写真 2014-04-14 14 32 14私のところに来てからはキャブのOHやタンク内コーティングなど、燃料系はいろいろやっているのだが、点火系は何もしてない。エンジンが温まると、たまに信号待ちで、力尽きてしまうこともあったのだが、キャブが触れるところにあるので、指先でちょっとアイドリングを上げたり下げたりして対応していた。

先日何気なく、CDIカバーを開けてみると、コンタクトベースが長穴になってますね。ポイント時代の名残なのか、これなら調整できますね。ベースを緩めて、エンジンをかけながらドライバーのお尻でととんと叩いて調整する。こんなもんかな?と試し乗り。だいぶ良くなりました。

sa003同じ1978年式でも、手前のCB125Tはポイント点火。バッテリーはどちらも6V!大きさが違うので共用はできないのが痛いところ。6Vバッテリーはかなりお高いんですよね。このCBも一応、今年復活予定です。

イーハトーブのチェーン&スプロケ交換

写真 2014-04-09 16 16 52お手軽バイク、イーハトーブのチェーンとスプロケットを交換した。私の所に来てから、じわじわとリフレッシュが進んでいるお年寄りのイーハトーブ号。当初からチェーンはジャラジャラとうるさいし、リヤスプロケットもいやな感じに磨耗したままだった。 Continue reading