いつのころからか言われ始めた造語、”チプカシ”。そりゃ何だ? まあ、知ってる人は知ってるのですが。「チープなカシオ時計」を略して”チプカシ(またはチープカシオ)”と発するらしい。何でも略す我々日本人。言いづらくてもお構いなしである。チープなカシオってのも失礼な話だが、ほんとにチープなわけではない。その時計に使われているのは、驚愕のハイテクノロジーである。それを理解したうえで、あえて、尊敬を込めて、”チープ”と呼ぶのであろう。そんなわけで、今回は、”チプカシ”のお話。
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世界一美しい機械である時計の話
腕時計の修理 その3
さて、簡単にはいかなかった時計修理の話も大詰め。まずは、このピンボケの写真を見てもらいたい。このスプリングは、手巻き機構のラチェット部を動作させるスプリングだ。前回転がり落ちてきたギヤが収まるポケットまで分解していくと、出てくる部品。取り出すときも、慎重にやらないと、はじけ飛んでしまうほど小さく軽い。もちろん落ちても音などしない。 Continue reading
腕時計の修理 その2
正直、このレベルの時計の故障に関しては、「ま、時計の寿命ってことで」と、時計屋でもないのに、偉そうに一蹴してしまうことが多い。実際、造りもそれなりだし、カタチ優先で造られているものだ。「このレベル」というのは… 例えば、文字盤9時のローマ数字を見てもらいたい。見事にずれて貼ってある。まあ、そんなレベルなわけです。
ただ、お客さんに聞くと、息子が仕事に就いて、初めて買ってくれた時計らしい。まあ、そう言うことなら、その息子も知らんでもないし、「やったりますか!?」というところだ。できるかどうかは、わからないが… Continue reading
腕時計の修理 その1
先日、馴染みのお客さんが、腕時計を持ってきた。どこかで直せないかという依頼である。聞くところによると、自動巻きのローターが引っかかって巻き上げができないとのこと。手巻きも動かない。裏スケモデルなので、覗いてみると、剥き出しのねじ穴が見える。ということは、脱落したねじがどこかで噛んでしまっている可能性が高い。問題は、どこで直すか?である。 Continue reading
バイクに時計を付けてみた
別段記事にするほどのことではないとも思うが、成り行き上、書いておかねばばなるまい。まずは、ビラーゴ400に付けた時計。カシオの温度計付き、デジアナモデル。
付ける場所はハンドルしかないので、緩衝材を挟んでから、NATOベルトを巻いた。意外に見やすいが、温度が常時表示されてるので、体感温度とあいまって、寒さ倍増! Continue reading
”G-SHOCK” という時計のこと
”G-SHOCK”とは、日本の誇る電卓屋、カシオ計算機が作った腕時計である。クオーツ時計黎明期のわが国の時計業界において、ある意味異業種からの参入だったのだろうか?定かではないが、私の記憶の中のカシオとは、「♪ 答~え、イッパツ、カシオミニ!♪」から始まっているのは、間違いない。まさに、写真のこの電卓である。今でも、普通に動くから恐ろしい。他に、シャープエルシーメイトなども持っているが、これも普通に動く。30年以上前の電卓が!動くのである。電機業界の開発者たちよ!思い出すがいい!時間が来れば壊れるものなど作っているからダメなのだ!>おっと、脱線。 Continue reading
ORIENT 普段時計に追加
ORIENT Crystal 21jewels
今年の初めごろだったろうか、オークションで時計を落札していた。数ヶ月にわたり出品されていて、なかなか売れずに値下げを繰り返していた時計だった。普段使いの時計にくわえようと思っていたのだが、今日まで忘れていた。確か、日差がけっこうあるようなことが書いてあった気がする。まあ、古いオートマチックなので、その辺の許容範囲は、私の場合驚くほど広い。とりあえず運用してみて、あまりに使えなかったら、時計屋さんに持っていこうと思う。
その前に、自分でできることはやっておこう。まずは、短いステンベルトを外し、汚れを落とし、少し磨く。裏蓋を開けて、Oリングを交換し、暫し鑑賞。意外に元気に動いている。ベルトをNATOに替える。見た目もまあまあになった。明日から運用しよう。
時計工具(BERGION)
時計ネタが続きます。NATOストラップで、時計テンションが上がっていたのですが、いまひとつ気分が悪いことがあったのです。それは、時計工具である「バネ棒外し」のこと。私の愛用のバネ棒外しは、BERGIONというスイス製の工具。
独特の先端形状と絶妙な長さで、かなり厄介なバネ棒も一撃で外せる優れもの。しかし、この工具が数年間行方不明だったのです。原因は2回の引越し。他の時計工具はまとめてあったので、すぐに出てきたのですが、持ち歩くことの多いこの工具は、皮のペンケースに入れたまま行方不明だったのです。3年間も。ここ数日、時計をいじくることが多く、ベルトの換装には欠かせない工具が行方不明のまま。つなぎで買った、安いバネ棒外しはほんとに使えなくていらいらしていたのです。
そして、本日、めでたく発見されました!うれしくて、磨いて眺めるだけでは飽き足らず、写真撮影!試しに、昨日苦労した、係りの浅いバネ棒を外してみる…やはり一撃で外れます!
しばらく、時計ごっこが続きそうです。
NATOストラップ その2
先日、セイコー5に着けたNATOストラップ。すこぶる具合がいい。と言うわけで、調子こいて2つ目の時計に装着。今度は、でかくてそこそこ厚いPROTRECK。これで、具合がよければ完璧である。
今回買ったストラップは20ミリ幅。前回のは18ミリ幅でベストフィット。実は、このPROTRECKも18ミリ幅なのだが、あえて20ミリ幅にしてみた。18ミリだと、カラーバリエーションが少なく、時計に合った色がない。取り付け幅が合わなくても、そこはナイロンストラップ、バネ棒にあたる部分だけ、ハンダで溶かしてしまえば良いのだ。こうすれば、時計部分がずれるのも防止できるので、一石二鳥なのだ。テストフィットでは、意外に好感触なので、明日から少し運用しようと思う。