以前紹介したトイカメラ、SMENA8Mで写真を撮ってみた。しかし…フィルムを入れて準備していると、早くも問題発生。
1 巻き上げが渋い→手に伝わる感触がものすごく悪い。近いうちにきっと何かが起こるレベル。
2 フィルムカウンターが動かない→巻き上げが正常なら大した問題ではないが、レバー式ではないので、はたして1枚分フィルムを送れているのかがわかりずらい。
でもすでに、24枚撮りのフィルムを入れてしまったので、撮るしかない。というわけで、都内に行く用事が発生したので、連れていく。外はあいにくの雨、ASA100のフィルムには厳しい天気だ。それでも、ピントやシャッターズピードの目安をつかまなければならないので、じりじり巻いてパチパチ撮ってみる。シャッターは毎回チャージしなければならないのだが、カメラの持ち方によっては、レリーズボタンを押した時に、戻ってくるチャージレバーに指が当たってしまう。これでは、シャッターズピードが遅くなるのと同じであるので、注意しなければならないが、すでに数枚撮ってしまっている。そんなこともあり、天気も天気であるので、10枚ほど撮ったところで、この日のテストは終了。
残りのフィルムは、その後のツーリングと、長野方面への定期訪問にて消化するつもりだった。しかし、あと数枚を残すところで、いよいよ巻き上げが怪しくなり、これ以上の撮影はフィルム切れ(断裂)の予感がし始めので中止。おそらく最後の1枚は2重露光になっているだろう。慎重にフィルムをパトローネに回収し、恐る恐る蓋を開けて、無事回収できたことを確認した。
現像から上がった写真は惨憺たるありさまで、ピンボケ、露出不足、二重露光の残念な写真ばかり。見られるのは上の3枚くらい。ピント合わせは結構難しいが、明るいフィルムを入れれば、許容範囲が広がるだろう。まあ、それ以前に機械の問題を解決しなければならないので、近日分解修理をすることになりそうだ。
キカイとごはんと猫が好き。