” カルメンマキ&OZ “

私は邦楽はほとんど聞かない。それを説明する「かっこいい理由」も特にない。でも、ちょっと聞いてみたいような気がするアルバムは、たまにある。

このアルバム、”カルメンマキ&OZ”もそのうちの1枚。以前、カセットに録音されたものを持っていたのだが、音が悪すぎて聞く気になれなかった記憶がある。長年、ハドフのレコードコーナーを掘り続け、やっと最近入手した。大体、カルメンマキさんてどんな人なん?WIKI先生に聞く前に、まずはレコードに針を落とす。1975年にリリースされたというこのアルバム、サウンド的には、カルメンマキさんを前面に押し出しまくる内容。まあ、このボーカルの力量を聞いたら仕方がない。力強いブルーシーな歌声だ。OZの演奏も素晴らしいのに、ともかくボーカルだけが前面に押し出されているミキシングで、ちょっとアンバランスに感じてしまう。楽曲は、かなりプログレッシブロックに近いイメージで、シングルカットして云々というような、日和った曲など入っていない。

WIKI先生によると、それでもセールス的にはそこそこ好調だったそうだ。何と、10万枚も売れたとか!。その後はどちらかというとアンダーグラウンド方向の活動がメインだったようですが、現在も元気に活動中のようです。

というわけで、久しぶりに聞いた邦楽のハードロックアルバムは好印象でした。ロック好きにはお勧めですね。

”Rock And Roll Survivers” FANNY

先日、2枚目の炎を発見したハドフにて、他に何かないかと探していた時に見つけてしまった。正直、炎を見つけたよりもうれしかったかもしれない。見つけたときは…ね。 Continue reading

“THE LONG RUN” EAGLES

こういうアルバムを、愛聴盤とでもいうのだろうか? このイーグルスのアルバムとの付き合いは長い。発売は1979年、私は中学生だった。確か、人生において2枚目に買ったアルバムがこのロングランだった気がする。 Continue reading

SONY PS-LX7の修理×2

ソニーのレコードプレーヤー、PS-LX7というフルオートプレーヤーを修理した。1981年当時、5万円の普及型プレーヤーだ。当時の5万円は安くはない金額だと思うが、オーディオ業界では「普及機」扱いだ。 Continue reading

” The dream of the blue turtles ” Sting

ブルータートルがアオウミガメなのか、青い亀なのかは定かではないが、このアルバムが発表された1985年当時の記事には「青い亀が出てくる夢を見たことにインスピレーションを受けた」とかなんとか書いてあったような?まあ、後付っぽくもある内容だ。 Continue reading

” WISH YOU WERE HERE ” PINK FLOYD

「炎(あなたがここにいてほしい)」というサブタイトルが付けられたこのアルバム。私が所有するレコードの中で、最も大切なうちの1枚である。購入したのは40年ほど前、中学生の頃だろうか。 Continue reading

“UNSPOKEN WORDS” JEFF GOLUB

個人としてはまあまあの数を擁する私のレコードコレクション。その数およそ1000枚。ラックに収まる最大数がその数で、たまにハドフで買ったりすると、じわじわ増えていく。あちこちにオーバーフローしたレコードが積まれていくので、あまり聴かないレコードや、きれいな物を買ってダブったレコードを、ラックから出して整理&入れ替えをする。 Continue reading

■カートリッジ■Aurex C-310M +「原音」交換針■

スタイラスの状態は悪くないように見えるのだが…

先日導入した、レコードプレーヤーX555ES。音は出るけどなんか変?原因を探るために、カートリッジを替えてみる。ヘッドシェルごと、数種類のカートリッジを出して来るも、どれも重すぎでゼロバランスが取れない。リニアトラッキングアームは支点の後ろのスペースが狭く重いウェイトが付けられないし、アーム長も短い。必然的に、軽いカートリッジとシェルしか受け付けないということになる。 Continue reading

■レコードプレーヤー■ SONY PS-X555ES

休眠中のGT2000を筆頭に、数十台に膨れ上がったレコードプレーヤー群。その中でも、ソニー独自の電子制御トーンアームを装備したBAIO TRACERシリーズは、特に好きなプレーヤーです。 Continue reading

” LIVES IN THE BALANCE ” JACKSON BROWNE

言わずと知れた、ウェストコーストの重鎮、ジャクソンブラウンの6枚目のアルバム。1986年発表。彼のことは知らなくても、イーグルスのテイクイットイージーの作者といえば、少し洋楽を聞いたことがある人にはわかるかもしれない。 Continue reading