“Don’t Cry Now ” LINDA RONSTADT

いわゆる「ジャケ買い」ではないが、あまりにキュートなジャケット写真に魅せられ、いつか欲しいと思っていた一枚だ。

あどけない表情は、あたかもファーストアルバムのそれを思わせるが、すでに4枚目のアルバムであり、御歳71歳の女性の「若い頃の写真」でもある。 Continue reading

“Rio” DURAN DURAN

DURAN DURAN のセカンドアルバムですね。1982年発表。その年には最初の来日公演があり、私の人生初のライブ鑑賞でした。チケットを取るため、早朝から原宿のウドーに並んだのも良い思い出です。会場は中野サンプラザでした。そこに行ったのも初めてで、何もかもが初体験。当時はまだ無名に近いグループだったので、ステージもシンプルでしたが、私を感動させるには十分でした。 Continue reading

” DEEP IN THE HEART OF NOWHERE ” BOB GELDOF

以前レビューを書いた、ブームタウンラッツのリーダーであるボブゲルドフのソロアルバム、1986年発表である。ラッツの5枚目のアルバムのレビューは失礼ながら酷評させていただいたが、リーダーであるこの人は、やはり天才のようだ。まだA面しか聞いてないが、十分だ。B面もいいに決まってるから明日聞くことにする。そのくらいの完成度の高さだ。 Continue reading

“THE WORKS” QUEEN

クイーンのアルバムの中では、耳当たりの良い曲ばかりが納められたこのアルバム。たまに思い出したように、針を落とします。このアルバムも、当時なけなしのお小遣いをためて買った内の一枚。このアルバムの大ヒットの後、わずか2作品を発表しただけで、フレディーマーキュリーは1995年に帰らぬ人となってしまいました。

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” Restless Nights ” Karla Bonoff

リンダロンシュタッドやイーグルス、JDサウザーなどのウェストコーストの重鎮たちとは旧知の仲とはいえ、カーラボノフが紆余曲折の上、ソロデビューしたのは1977年のことである。「ささやく夜」という、まあ許せる邦題の付けられたこのアルバムは、彼女のセカンドアルバムになる。とてもまとまりの良いアルバムで、どの曲も聞き手をうならせるに十分である。

アーティストとしてよりも、ソングライターとしての方が高名なカーラボノフは、リンダロンシュタッドに楽曲提供したり、自分で歌ったりもしている。声の質もよく似ている。リンダの透き通ったどこまでも伸びていく声とは違い、もう少しスレているというか、親しみやすい声なのだが、本人が出てこないポップス系のPVを見ていると、途中までどちらが歌っているのか、わからないこともある。

もともとは、ブリンドルというグループでメジャーデビューする予定だった彼女だが、その話がなくなり、ソロデビューしたいきさつがあるらしい。そのブリンドルも、1995年に再結成されアルバムを出している。グループの中のボーカリストとしての彼女も聞いてみたいものだ。日本にも、他のアーティストとデュオとして数回来ている。なんと去年も来ている!もう少し、アンテナを立てておく必要があるようだ。

プリメインアンプも交代

SA-7800Ⅱ

私が普段使っているアンプは、パイオニアのSA-7800Ⅱと言う古いアンプ。ひょんな事からお安く手に入れた物であるが、なぜだか中古市場ではとてもお高い。何故かはわからないけど、まあ、古臭くてカッコいいからかな?と私は思ってます。メーターが付いたアンプも好きだし。音は普通にいい音ですよ。でも、何十万円もするアンプに匹敵するとかはないです。 Continue reading

アナログプレーヤー選手交代

私のコンポーネントの中で最大勢力と言えるのが、レコードプレーヤーだ。何しろ安く買えて、簡単に直ることが多いので、調子に乗ってついつい買ってしまう。たいした値段ではないものが、なんだかたくさんある。 Continue reading

” WEA・WAY / HOT CHART VOL2 ” WARNER PIONEER

レコードをまとめて購入すると、時折こういったレコードも入ってくる。レコード会社がその年のヒット曲をまとめた、オムニバスアルバムである。このレコードは、WARNER PIONEERの物だが、他にも聞いてないのが何枚かある。

レーベルには見本盤の表示もあり、価格表記もないことから、おそらくは関係者に無償で配られたものなのであろう。ライナーはなく、写真のように直接ジャケットに収録アーティストのアルバムとヒット曲が書いてある。

音質は望むべくもないが、その時代にヒットした曲を思い出すのにはちょうどいいレコードだ。収録曲の中には、名前を聞いたことのないアーティストの曲も数曲あるが、針がそこまで進むと、「ああ、そういえばなんか聞いたことがあるな…」といった具合に記憶を掘り起こすことができて、なかなかに楽しい。このまま、カセットに録音するのもいいかもね!