” Lee Oskar (約束の旅)” Lee Oskar

ハーモニカ、ブルースハープ、どちらも同じ楽器である。しかし、ポピュラーの世界で、それ専門のアーティストというのはきわめて珍しい。

リーオスカーはデンマーク出身のハーピニスト(ハーモニカ奏者のことをそう言うらしい)。 Continue reading

” Hotel California ” EAGLES

1976年に発表されたこのアルバム…これほど多くの日本人に知られている洋楽のアルバムはないのではなかろうか? 発売当時の私は10歳、もちろんこのアルバムのことを知ったのは少し後のこと、確か中学校1年の時。最初はジャケットだけでやられてしまったことを覚えている。 Continue reading

“DURAN DURAN” DURAN DURAN

アーティストの名前が雑に付けられたこのアルバム。本国ではどうか知らないが、日本国内ではデュランデュランのファーストアルバムということになるのだろう。

初っ端からシングルカット曲のGirls On Film(グラビアの美少女)、Planet Earthと続き、失速してしまうかと思いきや、 Continue reading

“DISCO SOUND SPECIAL Vol 2” オムニバス盤

感想を書くほどのアルバムではないのですが… よくネット上で見かけるこの手のレコード。ジャケットには、色々なアーティストの曲が入っているようなことが書いてありますが、全部インストゥルメンタルです。歌は一切入ってません!もちろん演奏も、多分何の関係もない人たち。 Continue reading

“My Lord What a Mornin’ ” Harry Berafonte

ハリーベラフォンテの名前を聞いたことはあっても、その歌声をじっくり聞いたことがある人は少ないと思う。おそらく「USAフォーアフリカ」の発起人であること以外はまるで知られていないのではないだろうか。そういう私もたいして詳しくはないのだが、彼の歌声のすばらしさはよくわかる。 Continue reading

“真空パック” シーナ&ロケッツ

バンドとしてのパフォーマンスに定評のあったシーナ&ロケッツ。とは言っても数曲のヒット曲以外はまるで知らなかった。

このアルバムは、少し前にオークションで購入したもの。欲しかったレコード以外に、同じ出品者の商品の中から何か買おうと思っていた時に目に付いた。 Continue reading

“Mr Bad Guy” FREDDIE MERQURY

彼がこの世を去ってから随分経つ。前述の通り、クイーンというグループは存続しているが、短く強く生きた彼がいた時だけがクイーンであると思うのは、私だけではないだろう。

そのフレディーの最初の(唯一の?かな?)ソロアルバムである。初めて聞いた時は、これほど力強くのびのびと歌うフレディーは聞いたことがなく、当時とても新鮮だった。 Continue reading

” TERRAFORM ” Randy Vanwarmer

ランディーヴァンウォーマーさん、残念ながら故人です。ポピュラー音楽のアーティストとして10枚ほどのアルバムと多くの楽曲提供などを残し、2004年に骨髄移植の甲斐もなく白血病で亡くなっている。48歳の若さであった。 Continue reading

” Motels ” THE MOTELS

久しぶりにモーテルズのレコードに針を落とす。いつ聞いても、マーサデイビスの歌声は私の耳に合う。

しかし、彼女の声は本当に独特だ。何と表現したらいいのかわからないのだが、厚みがあるというか、立体的とでも言おうか?そんな声質なのだ。少しハスキーで、けだるそうに歌う彼女に付かず離れず、主張しすぎないバンドの音。とてもバランスがいい。 Continue reading