日本では全く知られていないけど、世界レベルでのロックの世界では、知らなかったらモグリ。といった位置づけですかねえ… PAT BENATARさん…ほんとにすばらしいアーティストです。
正直、デビューしたときからのファンです。最初に聞いた曲は、”HEART BREAKER”だったかな?私の中では最初の女性ロッカーの登場だったのですが、当時は業界的にも稀な存在だったようですね。ここまで本格的な人はいなかった?わけではないけど。
何しろ声がいいんです!細く透明感のある声かと思いきや、力強いシャウトも加わり、どこまでも伸びてゆく。ロックの神の寵愛を独り占めしたようなボーカルなのです。
そして、彼女はバンドにも恵まれている。彼女を支えるバンドは、どこでも調達できるような伴奏者ではない。彼らでなければダメなのだと思う。それほどまでに、バランスし、息のあったバンドだ。
前置きに熱くなってしまったが、今日聞いたアルバムはこれ。”PRECIOUS TIME” 、彼女の3枚目のアルバムだったかな?全米1位も記録してたと思う。久しぶりに針を落とすと…1曲目からいきなりの”PROMISES IN THE DARK”!水槽の掃除をしながら聞いてたのだけど、中断。いすを出して、スピーカーのセンターに座り、ボリュームアップ!A面を堪能したあとは、B面をセットし、セブンイレブンへコーヒーを買いに。コーヒーをすすりながら、居住まいを正してB面を鑑賞。「何かをしながら聞くのではアーティストに申し訳ない!」と思わせるほどにいいアルバムなのです。
惜しむらくは、唯一の来日公演を逃していたこと。また来てくれないかなー…もう61歳だし…無理かなー…
キカイとごはんと猫が好き。