SONY TC-U40修理 ③ベルトの再交換

前回までの記事で書いたワウフラッターが高止まりな件。ワウフラッターは調整できるものではないので、物理的に改善措置を取らなければ良くなることはない。カセットデッキ の場合は主にベルトが問題だと思う。実は試しにソニーのサービスに、古いデッキのベルトが出ないかと聞いては見た。電話口の担当者は丁寧に説明してくれ、修理を受け付けることはできるという。ただし、対応する部品があるかどうかもわからないし、部品単体での供給はしないとのこと。修理に出したとしても、部品保有期間をはるかに過ぎたオーディオ機器では、診断料を取られて返送されるのがオチだろう。

100本以上あるだろうか?ずいぶん増えてしまった。

そのため、まとめ買いしたベルトの中から適当なものを選んで使うことにしている。長さを測ってオーダーする手もあるのだが、煩わしさと測定誤差がネックとなり、その選択肢は取っていない。しかし、あまりにも安いベルトは幅が一定ではなかったり、ささくれていたりもする。その辺は、買ってみないとわからないのが残念なところだ。今回の修理では、手持ちのベルト3種類ほどを試したが良い物がなく、結局別のセットを購入し、その中から何とか納得のいくものを発見した。ワウフラッターも、耳で聞いただけでひどく感じることはなくなった。

さて、ワウフラッターの件もほぼ解決したので、翌日録音テストをしようと思うとなんか様子がおかしい。片方のレベルメーターが振れない!どうもどこかの断線の用だ。一難去って、また一難である。