仕事がちょっと暇だったので、今日は久しぶりに秩父に来た。少し2周目の札所を進めていこうという訳だ。
天気は秋雨の隙間をついた快晴!最近雨ばかりだったので、仕事をするのにはもったいない。いつもの道の駅秩父に車をデポして、カラクルを下ろす。カラクルも佐久以来の出動である。まずは、秩父札所の結願寺である34番水潜寺へ向かう。道の駅から13キロほどの山の中だ。途中には日帰り温泉の「満願の湯」がある。3年前は総開帳のためごった返していた(あくまでイメージです)境内は、雨上がりのしっとりとした空気に包まれ、以前とは随分印象が違う。納経を済ませ、住職と天気の話などしていると、「今日みたいな日は滝の水量も多くていいですよ」とのお話。滝とはお寺の少し先にある「秩父華厳の滝」のことだ。
そう言われては、行かないわけには行かない。距離は1.5キロほどなので、あっという間に到着。「秩父華厳の滝」…まあ、いいんじゃないですか?言うのは自由です… いや、正に華厳の滝であった!
それより、滝の上の右手に何か見える。仏像のような?なんだろ?歩道を上ってみると、その構造物の裏手に出た。前に回ってみると、こりゃ不動明王像ですね!華厳の滝を見下ろしております。なんともコミカルな造形ですが…しかもコンクリート製!正直、滝よりもインパクト大でございます。しかし、滝の案内にはこの像があることは書いてなかったような?不思議です。
滝から道の駅に戻って、今日のサイクリングの部は終了。お昼を食べてからは、徒歩にて近場の札所に向かう。まずは11番常楽寺。国道299号から秩父に入るときに、右手の墓地の上にあるお寺だ。お次は10番大慈寺、急な石段の上にある札所で、11番からは徒歩十分くらい。どちらも自転車で行くほどの距離ではないし、11番から10番までの道は裏路地も歩けるので気持ちが良い。やはり徒歩で巡るのが、一番楽しい。この後もできるだけ歩いてみようと思う。
キカイとごはんと猫が好き。