私の所蔵する洋楽レコードは、1000枚を超える。でも、ビートルズはこのベストともう一枚あったかな？という程度。
ビートルズはポピュラーミュージックの原点であり、今も多くのアーティストに影響を与え続けている。それは紛れも無い事実であり、これからも変わらないであろう。でもそれを声高に、熱く語る事は私にはできないのだ。なぜなら、「リアルタイムで聞いてきたわけではないから」。音楽にしろ、車や他の趣味の物にしろ、リアルな時間を共有したわけではない世代の人間が熱く語るのは、滑稽なものだと思うのです。
ビートルズが活躍した1960年代から1970年代、私が生まれたのが1966年。時代的に被ってはいますが、多感な青春時代というには、ちょっと早い。でも実は、小学生の頃に、「オブラディオブラダ」を聞いて（なぜかEPが家にあった）、驚き、B面の「マイギタージェントリーウィーブス」を聞いて、なんかカッコいいと思ってはいたんですが…それがビートルズだと知ったのは、ずいぶん後のお話。ですから、ビートルズを熱く語っていいのは、私よりひと世代前の先輩達です。
というわけで、私には今ひとつピンとこないビートルズなので、あえてレコードを集めたりはしないのです。わざわざ買うと高いですしね。じわじわと集まって来るのを待ってるのです。でも、たまに聞くと、なんかいいですねー。
キカイとごはんと猫が好き。
