ちょっと前のことですが、軽トラックのタイヤ交換に行って来ました。車、バイクを生業にしている私が「交換に行って来ました」というのもおかしな話ですが…ちょっと確認したかったので…
行ったのは千葉市にある、某超大型ホームセンター。ここで、軽トラックのタイヤが9800円で交換できると聞いたのだ!話しを聞いた仲間のバイク屋曰く、ちゃんとしたタイヤ(GOODYEARであるが、住友製なのでDUNLOPと同じと思っていい)だったという。
ちょうど、私の軽トラックは中古タイヤの使いまわしの限界に来ており、しかも情けないことに懐が寂しいときた。そこでそんな話を聞いたものだから、確認に行かないわけには行かない。柏にあるオークション会場から車で1時間ほどかかって到着。オークション会場に行くついでがないと、とても行ける距離ではない。到着すると、そのものすごい広さに圧倒される。瑞穂にある同店の3倍はあろうかという広さである。
その広大の敷地の奥にタイヤセンターがある。ここだけは何故かすいてる。平日だからか?お目当てのタイヤのコーナーに行くと、確かにGOODYEARの軽トラ用145R12-6PRが工賃込みで9800円!しかも税込み!何ということだ、これを価格破壊といわずして何と言えばいいのだ。我々本職の仕入原価より安いのだ。しかし、プライドのかけらもない私は、そそくさと注文。すると、GOODYEARは4本揃わないので、DUNLOP製のワンランク上のエコタイヤをその値段で出すというのだ! 「ジーザス!」と思わず叫んでしまいそうなくらいの衝撃である。さらには、チューブレスバルブも交換してくれるという… すいません、もう勘弁してください。そんなに食べられません…
交換は40分くらいかかると言うので、携帯番号を告げ、広い店内を散策する。それにしても広い…歩いても歩いても敷地の端まで行けない。30分も歩かないうちに完了の電話がかかってくる。この段階で3分の1も見てないだろう。タイヤセンターに戻って、ふと店内を見ると、何と!リビルドオルタネータまで置いてある!今日は衝撃だらけである。
カウンターで交換の説明を受け、「2回トルクレンチで確認してますが、お客様立会いでもう一度確認しますか?」店員が言う。いやいや、そこまではいいよ。帰って自分で確認するから。
いやー、新品タイヤはいいなー!思えば、この軽トラ2号車にとってはじめての新品である。うーん!ピカピカだ!ってあれ?ピカピカしすぎじゃね?はい、タイヤワックスがたっぷりとかかってます。業界に関わる人間だったら、タイヤワックスがタイヤに悪いのは周知の事実。もちろん、帰ってきれいに落としたのは言うまでもなく、肝心のことを知らない商売敵にちょっと優越感を覚えながら(確実に負けてはいるのだが)帰路に着いた。
キカイとごはんと猫が好き。