バンドとしてのパフォーマンスに定評のあったシーナ&ロケッツ。とは言っても数曲のヒット曲以外はまるで知らなかった。
このアルバムは、少し前にオークションで購入したもの。欲しかったレコード以外に、同じ出品者の商品の中から何か買おうと思っていた時に目に付いた。
針を落として驚いた。酷い音だ…、久しぶりに、アンプのBASSとTREBLEのつまみと、STEREO、MONOの切り替えを確認した。もちろん何も狂ってはいなかった。その音は、正直AMラジオレベル。タイトルのように”真空パック”されたままのような曇った音。曲云々を楽しむ気になれない程なのは久しぶりだ。プロデュースにはYMOのメンバーの名前がクレジットされている。一体何があった？ YMOのアルバムは、左右のスピーカーの存在を感じさせない程の音が溢れてくるのに…。これじゃあ、大枚はたいてアルバム買った人のテンションはだだ下がりだったことだろう。
せっかくのアーティストの努力も、こんな音質では台無しだ。セールスにも関わるような気がするのだが…。当時NET環境があれば、アーティスト擁護(レコード会社罵倒）の書き込みが乱立したに違いない！？
あ、内容ですね。シーナさん、グループのアイコンとしては最高です。キレイだし（見えないけど）、歌は…まあ、ライブパフォーマンスバンドってことで。このアルバムは残念ながら封印です。
キカイとごはんと猫が好き。
