有名〇そ時計、フランク三浦!

先日、友人と昼食ついでに立ち寄ったハドフにて。このハドフは時折オーディオを買ったりする、まあまあの値付けの店舗。(ハドフは店舗によって、値付けが違うんです。)普段は見ない、時計のジャンクコーナーにその塊はあった。セロファンの袋にぎゅうぎゅうに詰められたく〇時計たち。100均でよく見かけるチプカシもどきのデジタル以外は、全員気絶してる。女性ものを中心に10本くらい入って1,100円と、けっこうなお値段だ。まず買うことはない。しかしその中に、見覚えのあるデザインの時計が…

フランク?…、…三浦だ!!うわぁ…実物は初めて見た!袋越しに見ても、安っぽさがありありと見て取れる!そうだろう、そうだろう!この時計はこの袋の中こそふさわしい!

「フランク三浦」はあの超高級複雑時計のメーカーの名を、ダジャレでもじったチープな時計。ダジャレのセンスだけで知名度を得たのだ。さて、どうするか?1,100円かぁ…高っかいな!他に見るべき時計は入ってるのか?いや、入ってないや。と悩みつつも袋をもってレジに並ぶ。レジ横の張り紙にある、LINEお友達登録をかけて500円券をゲット。都合、600円で楽しいごみを手に入れた。

帰って早速開腹してみる。予想どうり、レディース用のちっさいムーブが入っている。ケースはガビガビで仕上げが超悪い。それでも電池を交換すると、元気に動き出した。水没はしてなかったようだ。裏蓋はもちろん、パッチンだ。スナップバックと言うのもおこがましいくらい雑なので、パッチンという表現がふさわしい。一応、Oリングも入ってはいるが、収まる溝もなく、ただケースとのガタを調整するためのパッキンである。そして、初号機(改)というどうでもいい記載に加え、きちんと、完全非防水と刻印してある。全く、フランクである。

 

私の時計趣味は、こんな〇み時計でも一定の満足を得られるくらい単純なので、ある意味安上がりで幸せだ。さて、そこそこ楽しんだので、電池が切れるまで放置プレイかな?