記念すべき第30回大会となる今大会には、当選後の参加費未決済と言う情けない理由により、出走することはできません。しかしながら、出走する友人たちを応援すべく、乗鞍へと向かいます。積んでいくのはカラクルと各種工具類。万が一の自転車トラブルに備えます。
今回は、体力を温存する必要もないので、行きはなるべく高速を使わないで向かうことにしました。八王子を出発し、国道20号を長野方面へと向かいます。朝の5時を少々まわったくらいの時間だと、車も少なく快適に距離を稼げます。途中、松本駅にて、友人を1人乗せる予定があるので、間に合うように時間を調整しつつ走ります。諏訪から先は少々道が混雑するので、諏訪インターから中央高速へ。松本インターで下りると、駅までは5キロもないようです。こんなに近かったっけ?
松本駅は車での送迎にとても気を使って作られているのでありがたい(某八王子駅にも見習ってもらいたいものだ)。30分無料のパーキングに駐車し、友人を迎えに行く。無事合流し、再び乗鞍へと向かう。途中、いつも別方面から集まってくる友人たちと立ち寄る食事どころがあるのだが、まだオープン前なので通過する。11時過ぎには宿泊地である寿屋さんに到着。受付にもまだ時間があるので、近所の蕎麦屋で昼食。真夏なのに、不思議と2人とも迷わず「あたたかい」天玉そばを注文。野菜中心のさくさくのてんぷらが何ともおいしかった!
さて、午後は受付(私は買い物!)を済ませ、宿にてダラダラ。夕方から天候は崩れ雨模様。翌日も朝から雨で、結局レースは3本滝(ショートコースのゴール地点)までの7キロで開催。記念大会と、NHKの取材という2大プレッシャーによる苦渋の決断といったところだろうか。通常なら、中止になるくらいの荒天であったと思う。同宿の仲間たちも、半数以上は出走を取りやめた。主催者側からのアナウンスは、HPのみというのも再考の余地があると思う。
まあ、レース自体は行われ、参加者全員無事に下山できたようである。すさまじいスプリントレースだったらしいが、雨で危ないのはむしろ下りですから。私の収穫と言えば、今回は私が学生サイクリングOB中での最年長ではなかったことと、同宿の、さらに上の他学部の先輩方と親交を持てたことだろう。その中に、私が学生時代主管校だったESCAのラリー(「天国と地獄ラリー」だったか?)に参加された先輩もいらっしゃり、私の同期に野尻湖に投げ込まれたと聞き、早速同期にFACEBOOKで連絡。あとから電話もあり、数十年ぶりの楽しい昔話に花が咲いたようである。乗鞍には上れなかったが、とても楽しい時間を過ごすことができた。
キカイとごはんと猫が好き。