ホースショー見物

写真 2016-05-03 13 02 19世間で言うゴールデンウィーク、私には何の関係もなく、例年普通に仕事をしているのだが、今年はちょっと違った。写真の師匠から、「馬事公苑でホースショーってのがあるから見にいかない?」とのお誘い。正式には、障害飛越競技というらしいです。すべての生き物を敬愛してやまない私ですが、お馬さんのイベントは未体験。競馬だったら行きませんが、馬術の方らしいので行くことに、自転車でGOです!

職場の昭島から多摩川沿いに下り、多摩水道橋あたりを上に上がって…と思って走り出すと…ものすごい向かい風!漕げども漕げども、全然進まない。2時間以上あがいて、何とか到着。馬事公苑ってどこにあるのか、見当もつかなかったが、仕事でよく通る道沿いだったのでびっくり。

写真 2016-05-03 12 08 44到着すると、すでに競技は始まっており、奥からどよめきが聞こえる。師匠に電話し、見物している場所を聞いてから、まずは公苑中をぶらぶら散策。苑内は、入り口近くに飲食店の屋台。奥の方に、馬術グッズなどを扱うお店が出ている。馬術の用品などは、見たこともないので、楽しく見物。向かい風サイクリングの消耗を癒すべく、唐揚げやアイスなどでチャージし、競技会場へ向かう。

師匠他友人と合流し、競技の写真などを撮ってみる。私は写真好きではあるのだが、最近全くカメラを手にしておらず、使い方から思い出す必要がある。師匠に至っては、カメラを忘れてくるというやる気のなさで、スマホでパチパチ撮っている。それでも、ちゃんとしたカメラで撮る自分より、圧倒的に良い写真を撮る。さすが、プロカメラマンである。

写真 2016-05-03 13 17 45それにしても、お馬さんの跳躍力はすごい。少ない助走距離でも、数百キロはあろうかという巨体を跳躍させるのは、4輪(脚)駆動のなせる技か!

「人馬一体」とはよく言うが、間近で見ていると、旗手と馬とのやり取りがよくわかる。走りたくてしょうがない馬もいれば、なんだか飛びたくない気分の馬もいる。そんな彼らと息を合わせて障害を越えていく様からは、とても素敵な絆を感じる。

写真 2016-05-03 11 47 16さらに驚くべきは、彼らが、障害を高得点でクリヤーし、歓声を浴びた時、旗手と同じように喜びを体で表現していることだ! これは、競技者にはたまらない感動だろう。

いかに動物好きな私であっても、お馬さんと関わることは、この先もないだろう。しかし、機会があれば何らかのアクションを起こしてみたいと思わせるに十分なイベントであった。


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