アナログプレーヤー入れ替え@ SL-1400mkⅡ

お手軽プレーヤーQ33

ここしばらくテクニクスのお手軽プレイヤーばかり使っていた。当時としても5万円前後のいわゆる入門機と言われていた機種だ。でも、1970年代の5万円は相当高価な物だろう。何しろこれだけ買っても音すら出ないんだから。いかにオーディオという趣味が高尚であったかということだ。

さて、今回手に入れたのは、やはりテクニクスのSL-1400mkⅡという機種。1977年発売、当時95000円の高級機だ。動作確認済みで購入したので、いそいそと今まで使ってたSL-Q33と入れ替える。カートリッジは、そのままビクターのMCを取り付ける。

さて、音は…やはり倍の価格差はありますね。グッと安定感の増した音になりました。

これは期待できます。とりあえずかけていたランディーマイズナーのアルバムのA面も終わりに差し掛かった時、突然音飛びを伴うリピートが始まった。おや?こんな所に深い傷はあったか?盤面を確認するも、それらしい傷はない。もしや、カッティング不良か?いやいや、このアルバムは初めて再生するわけではない。念のため、もう一枚所有している国内盤の同じLPをかけてみる。やはり、だいたい同じ所でリピートが始まる。マニュアル操作でそのあたりを飛ばしてアームを先まで送っても、同じように音が飛ぶ。

さらには、全く違うアルバムでも確認してみたが、やはりかなり内周のある場所で、リピートが発生する。

どうも、トーンアームに何らかの問題が発生しているようだ。早速だがドック入りとし、ピンチヒッターとして、SONYのPS-X6に登板願う。実はこのプレーヤーも若干問題を抱えているのだが、使えないレベルではなかったと思うので、とりあえず設置して音出し。

このX6はかなり外装状態の良い個体を手に入れることができたお気に入りの一台。久し振りに使ってみると、リードイン位置が大きくずれている。調整してみたが、どうも駆動系のベルト(ベルトを使ってるかどうかも分からないが)あたりに問題があるようだ。アームの動きはギクシャクするし、リードイン位置も安定しない。

ありゃりゃ、これもダメか。じゃ、お次は…ってことで、続く。