フレーム塗装まで終わったプジョーのメトロ。パーツはありもので組むとする。「駅に投げておける」とは言うものの、せっかく組むのだから、普通にサイクリングなどでも乗れる方がいい。実はこの自転車を組むにあたっては、もう一つ目的があるので、そのための部品選定も考えている。その目的は後々書くとしよう。
まずは足回りから決めていく。この自転車のオリジナルのホイルは、26インチのWO、太さは1.75くらいか?。ギアはリヤのみの8速であった。そのままのホイルでも実用車としては十分であるが、少し前にシマノの軽量ホイールを手に入れているので、それを使うことにした。フレームが重いので、少しだが軽くできる。クランクは手持ちの古いプロダイナミックをダブルで使おうと思う。程度の良いBBセットも所有している。リヤエンドは135ミリなので軽量ホイールもすんなり入る。必然的にリヤは9速になる。問題は9速の細いチェーンで、前時代の規格のプロダイ(たぶん6速くらいまでしか対応していない)のダブルギアを、ドライブすることができるかだ。チェーンだけを合わせてみたところ、ピッチは変わらないので、ギヤの山にはちゃんとかかる。とりあえず、BBを組み付けてクランクセットを付けてみる。
これはだめだ…フレームがシングルギヤしか想定していないので、48×32のダブルでも、アウターがチェーンステーに干渉してしまう。右ワンをオフセットカラーで右に寄せても、今度は左クランクが直にチェーンステーにヒットしてしまう。ここで、プロダイ使用はNGとなった。古臭いギヤを使いたかったのだが、残念だ。
残る選択肢は、手持ち部品の関係上シマノのHGになる。BBはホローテック、歯数は50×34になる。9、10速対応のクランクなので、チェーンの問題はクリアー。右ワンにはやはりオフセットカラーを使っている。アウターの歯とチェーンステーのクリアランスが極小なので、クランクのしなりも考えると干渉しそうだからだ。このオフセットカラーが、ペイント以外で、この自転車用に買った最初の部品となる。ペダルはWELLGOのフラットペダル、ビンディングやクリップは使わない。この自転車に使った部品は、細かく書くほどの物でもないが、覚え書き程度に一応書いておく。
FDはSORAの直付け用があったので、バンドアダプターを購入して取り付けた。2個目の購入部品だ。RDはデオーレLX、シフターは懐かしのサンプレックスのWレバー(バンド式)だ。レバーはとりあえず組むための暫定部品である。久しぶりにフリクションレバーの感触を楽しみたいという希望もあったのだが、当然Rレバーのストロークが足りないので、9速は引き切らない。そこで、H側の調整ねじを締めこみ、トップ12Tを殺して8速での暫定運用とすることにした。50×12Tなどそんなに使わないからだ。
ハンドル周りも新旧混合で、すべてありもの。ステムはNITTOのPearl 7、ハンドルは適当なフラットバー。ブレーキレバーはプロマックスがあった。肝心のブレーキは、フロントはVブレーキ、リヤはカンチレバーを使う。前後揃ったLXのリンク式Vブレーキなどもあるが、あまりにも大げさだし、シートステーが細いので、Vブレーキの制動力に負けてしまう恐れもあった。しかし、見た目があまりにも汚いので、グリップやBBに使われているキャンディーレッドに塗装してみた。これは見た目にはなかなか効果的で、黒系フレームに赤の差し色は、とても映える。
サドルはセライタリアのゲルサドル。ピラーはAMAZONで買ったノーブランド品。さすがにこの細さのピラーは手持ちがなかったので購入した。購入部品3個目。
さて、これでひとまず乗れるようには組み立てた。あとは試乗してのあらだしとなる。
キカイとごはんと猫が好き。
こんにちは。プジョーメトロのことを知りたくて辿り着きました。
リアのエンド幅を125ミリと書かれていますが135ミリではないのですか。
私も中古でオークションで入手してホイールの交換を検討していたもので気になった次第です。
このような辺境ブログへのご来訪、ありがとうございます!
確かに、125は間違いです。135ミリでした!
良き自転車ライフを!
ありがとうございます。
すっきりしました。